こんにちは、めいです。
今回は 「樹脂粘土で作る、マーブル模様のピアスの作り方」 です。
使ったのはオーブンで焼かない、自然乾燥する樹脂粘土。
自然乾燥する樹脂粘土は水に弱いので、UVレジンでコーティングしています。
目次
レジンを扱うときの注意点
作業中、硬化中は必ず換気をする。
ビニール手袋をはめるなどして、皮膚にレジン液が付着しないようにする。
もし、手などに付着してしまった場合は、すぐに拭き取り石けんでよく洗い流す。
パッケージの注意書きをよく読んで、作業を始めてください。
UVレジンを販売しているメーカー、パジコが推奨する作業環境がこちら。
● 使用前に、レジン液のパッケージやラベルに記載されている説明を必ずお読みください。
● レジンの作業およびレジンの硬化を行う際は、必ず換気を行ってください。
● 太陽光のあたる場所では作業しないでください。
● 体育館やイベント会場では照明に水銀燈が使われているところもあります。そのような場所ではレジンに硬化反応が出るので光が当たらないよう遮光対策を行ってください。
● 作業中、気付かないうちにレジン液が付着する恐れもあります。テーブルにシートやクリアフォルダ等を敷いて作業することをお勧めいたします。
また、作業中にレジン液が衣服に付着してしまわないようにご注意ください。衣服にレジン液が付着して硬化してしまうと取れなくなってしまいますので十分にご注意ください。● 目、手、肌などにレジン液が付着しないようにご注意ください。目に付着した場合は直ちに水で洗い流してください。手や肌に付着した場合は、すぐにティッシュやエタノール配合のウエットティッシュなどで拭き取り、石けん水でよく洗ってください。
● UVライトやLEDライトで照射した直後のレジンは非常に熱くなっており、且つ硬化反応が続いている状態です。硬化したレジンをモールドから取り外したり、触って確認する際は、必ずある程度冷めるまで時間を置いてください。
● 小さなお子様がいる場合は、レジン液などは必ず手の届かない場所に保管してください。
● UV-LEDレジンの液体には皮膚刺激性があるため、肌の弱い方や皮膚アレルギーなどをお持ちの方は、手袋のご使用をお勧め致します。取り扱いにご注意が必要となります。
● 妊娠されている方やご年配の方などは、長時間の作品制作は精神的にも負担になりますので、休憩をしっかりと取りながら無理のない範囲で作業を行なってください 。
こちらのページも参考になるので、読んでみてください。
→【UVレジンに関する各社への問い合わせまとめ│レジンBOTまとめサイト Resin Style】
樹脂粘土を使うときの注意点
樹脂粘土を触った手で、目、鼻、口などを触らない。
樹脂粘土を使ったあとは手を洗う。
使いかけの樹脂粘土は、ラップにくるんでチャック付き保存袋に保管しておく。
長期間置いておくと乾燥して使えなくなってしまうので、一度開封したらなるべく早めに使い切る方がいいです。
パッケージの注意書きをよく読んで、作業を始めてください。
樹脂粘土は乾くと少し縮みます。
参考までに、ペットボトルキャップのサイズでくり抜いた粘土がこんなサイズになりました。
サイズを測ってみると3㎝→2.5㎝になりました。
使ったもの
◆樹脂粘土(ホワイト) | |
・アクリルガッシュ(ターナー コバルトブルー) | |
・アクリルガッシュ(ターナー アクアブルー) | |
◆野菜抜型(丸、三角、四角) | |
◆UVレジン液 | |
◆UVレジン用シリコーンマット | |
・ビニール手袋 | |
・ピアス金具(丸皿 6㎜) | 1セット |
・接着剤(セメダイン スーパーXクリア) | |
・つまようじ | 2本 |
・ポイントカード |
◆マークがついているものは100均(ダイソー)で購入したもの。
UVレジン、シリコーンマット、ビニール手袋が写っていませんが、UVレジンはこちらの記事で使用しているものと同じです。
シリコーンマットはこちら。なければクリアファイルでも大丈夫。
粘土をこねるとき、念のために汚れ防止のために作業台にはラップを敷いてテープで留めています。
大体手で持ってこねたので敷かなくても問題なかったけど、汚れてもいいものを敷いて作業してください。
粘土に混ぜる絵の具は水彩絵の具でもOK。
ダイソーのカラーつき樹脂粘土を混ぜても◎
ポイントカードは粘土を切るとき、粘土を平たくするときに使用。
定規や下敷きなどでもOK。
のし棒や粘土用のカッターをお持ちでしたら、もちろんそちらを使ってもOK。
抜型は料理用のものを粘土用に購入し使用しています。
今後も料理に使いたいものを使うのは、念のため避けた方がいいかなと思います。
作り方
樹脂粘土を切って、こねる
1㎝×3.8㎝くらいにカット。
さらに適当に三等分して、まずは3個ともこねておきます。
色を付ける
粘土2個を軽く押しつぶして平たくする。ざっくりでOK。
1個は色をつけないので、そのまま置いておく。
1個はコバルトブルー、もう1個はアクアブルーの絵の具を少し乗せてこねる。
たっぷり絵の具を乗せると粘土から絵の具がはみ出て手が汚れるので 絵の具は少なめで、折りたたむようにしてこねると手が汚れにくい です。
今回は全体に色がつくようにこねました。
お好みでしっかりこねずに白い粘土と絵の具のマーブルの状態で、型抜きしても◎
色つき粘土を細かく切り、白い粘土に乗せてこねる
3個の粘土を平たくのばします。ここもざっくりでOK。
白い粘土はそのまま置いておき、色つき粘土は細かく切ります。サイズは適当でOK。
切った色つき粘土を白い粘土の上にランダムにパラパラ乗せる。
細かい粘土を軽く押さえてから、折りたたむように包むこんでこねます。
こねすぎるとマーブル感がなくなってしまうので、こねすぎには注意。
のばして型抜きする
ポイントカードなど平たいもので粘土を押しつぶして薄くして、型抜きします。
厚みはお好みでOKですが、あとでUVレジンでコーティングするので薄い方がいいかも。
型を抜いたあとはまた粘土をこねてのばしたら、また型抜きできます。
乾燥
5日ほど置いて、しっかり乾燥させる。
厚みがある場合は1週間くらい置きます。
UVレジンでコーティングして硬化
シリコーンマットの上に樹脂粘土を置き、UVレジンを垂らします。
つまようじで樹脂粘土全体に広げて、気泡はつまようじで突いて消す。
私は表を塗る・硬化→裏を塗る・硬化→サイドを塗る・硬化、という順番でコーティングしましたが、サイドを塗ったときに表にUVレジンがはみ出して、一部ボコッと盛り上がりブサイクな仕上がりに…。
サイド→表→裏の順番で塗る方がいいかもしれないです。
今回は太陽光で硬化させました。
硬化時間は季節や天候にもよりますが、10~30分ほどで硬化します。
7~8月のよく晴れた日だったら5~10分ほど置けばOK。
同じくらいのサイズのシリコンモールドがあれば、モールドに入れて固めてもOK。
モールドを使う方が素早く、簡単に、キレイにできると思います。
ピアス金具を貼り付ける
ピアス金具に接着剤を塗って5分くらい経ったら、樹脂粘土に貼り付ける。
接着剤は1~2時間で硬化、1~2日で完全に接着します。
完成!
できあがり。
お疲れさまでした!
まとめ
シリコンモールドに入れてUVレジンコーティングするとこんな感じになります。
モールドに少しUVレジンを注いで硬化、そのあとに樹脂粘土を入れてUVレジンを注いだので気泡が入ってしまいましたが…。
記事では色付きの粘土を細かく切ってからこねたけど、細かく切らずに一度に3色の粘土をくっつけてこねたり、全部細かく切ってこねたり、色の混ざり具合が微妙に変わると思うので、色々試してみてください!
少しでも参考になれば幸いです