今回はビーズを使っためがね留めのやり方を紹介していきたいと思います。
ビーズ向けのめがね留めは2種類。
「ビーズの両サイドにカンができる2カンタイプ」と「カンがひとつだけのタイプ」
このページでは両方のやり方を紹介していきます!
トップホールパーツでのめがね留めのやり方はこちらのページで解説しています。
使ったもの
- アーティスティックワイヤー(#30 0.25㎜)
- ガラスビーズ(3mm)
- 平ヤットコ
- 丸ヤットコ
- ニッパー
めがね留めのやり方(2カン)
ビーズの両端にチェーンやビーズをつなぎたいときは、こちらの方法を使います。
9ピンを使ってつなぐ感じです。
あらかじめ、ワイヤーを10㎝くらいにカットします。
小さなビーズを使うときでも、長めに切っておいてください!
1.端から3㎝くらいのところを曲げる
ワイヤーを端から3㎝くらいのところで直角に曲げます。
まだビーズは通さなくて大丈夫です。
2.丸める
ワイヤーを手で持ち、丸ヤットコに沿わせて丸めます。
丸ヤットコは直角に曲げた部分をはさんで半分丸めたら、はさむ位置を変えて丸めるとキレイな輪が作りやすいです。
チェーンなどとつなぎたい場合はこのタイミングで通しておきましょう!
3.ワイヤーを巻き付ける
輪ができたら、短い方のワイヤーを手で持って、2~3回巻き付けます。
平ヤットコで輪の部分をはさんでおくと巻き付けやすいです。
巻き付けるときは重ならないようにすると、見た目がよくなりますよ
巻き付けられたら余った部分を根元ギリギリからカットして、平ヤットコで押さえてなじませてください。
あとで反対側も同じようにワイヤーを巻き付けていくので、巻き付けた回数を覚えておきましょう!
回数を揃えた方が断然キレイに見えます!
4.ビーズを通して、ワイヤーを曲げる
ビーズを通して、ビーズのすぐ上を平ヤットコではさみ、ワイヤーを直角に曲げます。
ワイヤーを巻き付ける部分をあけておくため、ビーズのすぐ上を曲げずにスペースを作っておいてください!
5.丸めて巻き付ける
さっきと同じように、ワイヤーを丸めて巻き付けます。
チェーンなどとつなぐときは、巻き付ける前に通しておいてくださいね!
巻き付ける回数はさっきと同じ回数を巻き付けましょう。
巻き付けたらワイヤーをカットしてなじませます。
6.完成
輪の歪みを平ヤットコで整えたら完成です。
おつかれさまでした
めがね留めのやり方(1カン)
ビーズをぶら下げるように使いたいときはこちらの方法がオススメ。
先に紹介した方法が9ピンなら、こちらはTピンを使う感覚です。
今回はワイヤーを使っていますが、先が丸いデザインピンなどを使っても◎
やり方は最初が違うだけで、2カンのときとほとんど同じです。
少し説明を簡単にしているので、もしわかりにくいときは2カンの説明と合わせて見ていただけると助かります。
ワイヤーは2カンの場合よりも少し短めに、7㎝程度にカットしておきます。
1.ワイヤーの端を丸める
片方のワイヤーの端を丸ヤットコで丸めて、ビーズが抜けない程度の輪を作ります。
2.ビーズを通す
3.ワイヤーを直角に曲げる
平ヤットコでビーズのすぐ上の部分をはさんで、ワイヤーを直角に曲げます。
あとでワイヤーを巻き付けるので、ビーズのすぐ上を曲げずに少しスペースをあけて曲げましょう。
4.ワイヤーを丸める
丸ヤットコで根元をはさみ、ワイヤーを手で持って丸ヤットコに沿わせて丸めます。
半分丸めたら丸ヤットコをはさむ位置を変えてさらに丸めると、キレイな輪が作りやすいですよ。
5.巻き付ける
手でワイヤーを持って、2~3回ほど巻き付けます。
巻き付けられたらギリギリの位置でカット。
平ヤットコで切った部分を押さえてなじませておいてください。
6.完成
輪の歪みを整えたら完成です。
おつかれさまでした!
まとめ
- ワイヤーは長めにカットする
- ビーズを通してからワイヤーを曲げるときは必ず平ヤットコではさんで曲げる
- ワイヤーを丸めるときは2回に分けて
- 巻き付けるときは重ならないように
私自身、つい最近までめがね留めに苦手意識がありましたが、この4つのポイントを意識してからはだいぶ見た目がキレイになりました。
画像ではちょっとわかりにくいかもしれませんが、めがね留めのやり方を解説している動画がYoutubeにあるので、動画を見ながら練習すると感覚が掴みやすいと思います。
少しでもお役に立てれば幸いです!