こんにちは、めいです。
ハンドメイドアクセサリーのいいところは、なんでも自分好みに作れること。
ビーズやチャームなど、飾りの部分に注目しがちですが、今回は 「留め金具」 について、書いていきたいと思います。
留め金具の種類
引き輪(ヒキワ)
(ヒキワ 6㎜)
定番の留め金具といえば、まずヒキワ。
丸くて、金属が少ない、スマートな印象の留め金具です。
開閉する範囲は狭く、ツマミも小さい。
アジャスターや板ダルマと組み合わせるのが定番ですが、丸カンやリング状のパーツなどと合わせても◎
デザインはシンプルなもののみ。
スッキリとした見た目なので、細身のネックレスやブレスレットに合わせるといいかな。
価格は留め金具の中では手ごろなので、たくさんアクセサリーを作りたいとき、材料費を抑えたいときに。
カニカン
(カニカン 10×5㎜)
こちらも定番の留め金具。
しずくのような形が特徴ですが、丸みがなくてスマートな、縦長のカニカンやハート型のカニカンもあります。
ヒキワとの違いは、ツマミが大きめで開閉する範囲も広いところ。
個人的にはヒキワよりもカニカンの方が使いやすいです。
アジャスター、板ダルマ、丸カン、リング状のパーツなどと組み合わせて使います。
カニカンも留め金具の中では、お手ごろ価格。
アジャスター
(アジャスター No.2 約60㎜)
ヒキワ、カニカンに合わせるパーツ。
アジャスターはあらかじめ、5㎝くらいの長さにカットされたものが売っています。
自分でアジャスターになりそうなチェーンを選んで、好きな長さにカットするのも◎
ネックレスやブレスレットの長さを調節したいとき向け。
先端についているテール玉を、好みのチャームやビーズにつけかえてもかわいいです。
(使用:ヒキワ 6㎜、アジャスター No.2 約60㎜)
板ダルマ(ダルマカン)
(板ダルマ 小 3×8㎜)
板ダルマは平べったいプレート状の金具。
小さい方の穴にチェーンをつないで、大きい方の穴に留め金具を引っかけます。
ネックレスに使われることが多いです。
ヒキワ、カニカンを引っかける穴の部分が広めになっているものもありますが、アジャスターよりもパーツそのものが小さいので、留めにくく感じるかも。
板ダルマを使うと、長さの調節はできません。
(使用:カニカン 10×5㎜、板ダルマ 小 3×8㎜)
マンテル(トグル)
(真鍮マンテル 輪11×14㎜ バー15㎜)
輪っかのパーツと、バーのパーツがあらかじめセットになったもの。
留め方は輪っかにバーを通すだけですが、慣れないうちはちょっと難しく感じるかも。
私は初めて使ったとき、バーが輪っかに通らなくて悪戦苦闘しました😅
留めるときのコツは、バー側のカンも一緒に輪っかに通すように動かすこと。
シンプルなものはもちろん、アクセサリーの主役にしたくなるような凝ったデザインのマンテルも。
基本的には長さの調節はできませんが、輪っかがふたつあって調節できるものもあります。
ヒキワやカニカンの細かい作業が苦手という人や、爪が長い人に。
クラスプ
(クラスプ バラ 8㎜)
クラスプは差し込んで使うタイプの留め金具。
外すときは軽く力を入れながらつまんで、引っ張ります。
差し込み口が小さいので、スムーズにつけられるようになるには、コツが必要かもしれません。
差し込む側がフックのようになっているタイプのものもあります。
長さの調節はできません。
クラスプはシンプルなものよりも、凝ったデザインが多い印象。
留め金具はカンがひとつしかないものが多いけど、クラスプには2カン、3カンタイプなどもあるので、2連や3連のアクセサリーにも対応。
磁石でパチンと留めるだけの、マグネットクラスプもあります。
ニューホック
(ニューホック 小 7×14㎜)
ニューホックはスナップボタンのように、ぽちっと留めるタイプの金具。
突起を押さえながら、輪っかを引き離すように外します。
個人的には留めるときよりも、外すときの方が難しく感じました。
ブレスレットに使うと片手でやらないといけないので、慣れるまではちょっと難しいです。
慣れればヒキワやカニカンよりスムーズに、簡単に扱えるかと思います。
ニューホックには凝ったデザインのものはなく、シンプルなもののみ。
長さの調節はできません。
まとめ
長さを調節するなら、ヒキワもしくはカニカンとアジャスター。
留め金具の見た目にもこだわりたいなら、マンテルやクラスプがオススメ。
材料費を抑えるなら、ヒキワもしくはカニカンと板ダルマ。
使いやすさは人によって違うと思いますが、個人的には、カニカン+アジャスターとマンテル、ニューホックが使いやすかったです。
少しでも参考になれば幸いです