パーツの上の方に通し穴があるトップホールパーツ。
しずく型のトップホールパーツが好きでよく使うのですが、ハンドメイド初心者のころは
「なにを使って つなげればいいんだろう?」と困ったものです…。
今回は 「トップホールのしずく型のパーツをつなげる方法」 を紹介したいと思います!
ワイヤーでめがね留め
アーティスティックワイヤー #30(0.25㎜)使用
トップホールのパーツはワイヤーを使って、めがね留めという技法でつなぐことが多いです。
外れにくいし、見た目も悪くないのでオススメの技法ですが、慣れるまではキレイにめがね留めをするのは少し難しいかも…。
めがね留めのやり方はこちらで詳しく解説しています!
Tピン
Tピン 0.5×20㎜使用
Tピンを使うと、めずらしい感じの個性的な見た目になります。
よほど分厚いパーツでない限り、短いTピンでも対応できるのがいいところ。
ただし、先端が尖ったしずくパーツやガラス製のものはTピンを曲げるときにガリガリッと削れてしまうこともあるので、あまりオススメはできません😔
使い方
Tピンを通す
パーツに裏表がある場合は、表側にTピンの底が来るように通す。
パーツに沿わせてTピンを曲げる
さらにてっぺんの部分にもTピンを沿わせて曲げます。
このときにてっぺんが尖ったパーツやガラスだと削れてしまう恐れがあるので、注意してくださいね。
7~8㎜残してカット
丸める
普段Tピンや9ピンを丸めるときと同じ感じで丸めます。
丸められたら完成です!
9ピン
9ピン 0.5×20㎜使用
9ピンを使って、めがね留めっぽく見える留め方。
以前は「ワイヤーでめがね留めをするよりもラクだ!」と思っていたけど、今やってみると、9ピンの方が固くて巻き付けるのが難しかったです。
ちょっと扱いにくく手間がかかりますが、手元にトップホールパーツに合うものがないときには役に立ってくれると思います。
使い方
9ピンを通す
9ピンの中央にパーツが来るようにするのではなく、輪のある方が少し短めになるように通します。
9ピンを曲げる
パーツのてっぺんの部分でクロスさせるように曲げます。
輪のある方に巻き付ける
最初は指で曲げて、そのあとは平ヤットコで2回ほど巻き付けます。
9ピンが長い場合は余分な部分はカットしましょう。
巻き付けられたら完成です!
三角カン
三角カン 0.8×8×8㎜ 使用(左)
三角カン 0.6×5×5㎜ 使用(中央、右)
しずく型ビーズなど、トップホール(パーツの上部に穴が開いている)のものをつなぐのに向いているのが三角カン。
見た目がシンプルなので、つないでいる部分をスッキリ見せたいときに。
使い方
三角カンを左右に引っ張る
三角カンは丸カンとは違い、左右に引っ張って開閉します。
大きく開くと変形するので、パーツが通る程度の隙間にしましょう。
三角カンを少しずらす
ここで少しずらしておくと、パーツにはめやすくなります。
片方だけパーツにはめる
三角カンの片方だけパーツの通し穴にはめてから、反対側も通し穴の位置に持ってきます。
無理に三角カンを動かすとパーツに傷がついてしまうので、注意してくださいね。
動かしにくいなと思ったら、一度パーツから外して少し三角カンを開閉して調節します。
丸カンなどを使わずにピアス金具やチェーンにつなぐときは、このときにつないでおきましょう。
三角カンを閉じる
三角カンの両端をパーツの通し穴の位置に持ってこれたら、平ヤットコで三角カン押さえて閉じて完成です。
丸カン
丸カン 0.8×5㎜ 使用
三角カンの見た目がなんとなく好きではない私は、丸カンをよく使います。
丸カンもスッキリと見せたいときにぴったりです。
分厚いパーツにはあまり向いていないかも…。
デザイン丸カン 8㎜ 使用
使い方
丸カンを開く
パーツが通せるくらいの隙間を開けます。
丸カンをパーツに通す
パーツの通し穴に丸カンを通したら、切り目の部分をパーツのてっぺんに移動させます。
丸カンが動かないという場合は丸カンが小さいので、大きいものに変えてみてください!
丸カンを閉じる
丸カンを閉じて完成です。
Aカン
Aカン 8㎜ 使用
大きいパーツや重いパーツにはAカンがオススメ。
Aカン自体が大きくてしっかりしているので、重たいパーツをつないでも安定感があります。
小さいパーツにももちろん使えますが、Aカンの方が目立ってしまうので、パーツをしっかり見せたいときには不向き。
簡単に取り付けられるので、初心者さんにも扱いやすいと思います。
Aカンに似たパーツでバチカンというものもありますが、バチカンを使っても◎
デザインAカン バラ(8×7㎜) 使用
使い方
使い方は三角カンとほとんど同じです。
Aカンを少し開く
パーツが通るくらいの隙間を開けます。
片方のツメを通し穴に差し込む
平ヤットコで閉じる
平ヤットコでAカンを押さえるようにして閉じて完成!
まとめ
簡単に取り付けるなら、丸カン、三角カン、Aカンが扱いやすいと思います。
Tピンはパーツを傷つけてしまうかもしれないし、9ピンは扱いにくいので、あまりオススメはしません。
でも、小さめのパーツなら短いピンでも対応できるので、「手元にあるものでなんとかしたい」というときには役立ってくれるかも。
長くなりましたが、ここまでお読みいただきありがとうございました。
少しでも参考になれば幸いです!